今朝の新聞に 現代詩の登竜門といわれる中原中也賞の
栄冠に あの芥川賞作家の川上未映子が選ばれたいた。
川上未映子といえば、 乳と卵で芥川賞も受賞している。
なんという すごいな~。 としか・・・
彼女のこの現代的で今風で いまどきの若者的な
そして 鋭く・・・ 考えもしないような切り口!
才能なんだろうな~としかいいようがない。
ちっきしょう~ なるほど・・・ こう来たか~。
こういう才能がうらやましい・・・
とりあえず まだ 乳と卵も読んでない。 早速図書館へ
貸し出し中!
処女作の小説 (わたくし率 イン 歯ー または世界)
を借りてきた。 なんだ? この題名?
ま~いいや 彼女のセンスを感じさせるから・・・
随筆集に 入ってるのが今回中原中也賞にあたったみたい。
” そら頭はでかいです、世界がすこんとはいります”
” 少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ”
” 彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ”
と 今回 受賞した題名になっている・・・
” 先端で さすわ さされるわ そらええわ”
です。 すごいと思いませんか?
仕事がら 焼物でもオブジェにしろ食器にしろ
どんな あっと思わせるものを 作ろうか、作れるか?
いっつも考えてるけど、なかなか出てこない。
やっぱりこう彼女みたいに 切り口があっと思わせれるような
なかなか人が考えつかないようなことを 実際 形にしたいけど
センスも 技量の平凡 極まりない。
しかしそれならばと、少しでも琴線に触れたことや あっと
思ったことや、 へぇ~って思ったことは、忘れないうちに
書き留めるようにして、センスがある人との隙間を
埋めるようにしてる。
だから見渡せば 絵画であろうが 彫刻であろうが。
写真であろうが、 僕みたいな工芸の世界だろうが
はたまたこういう詩や 小説など文学であろうが
何かしら もの を生み出す仕事ってのは
みんな やっぱり一緒なんだ・・・ 生みの苦しみは
みんな一緒なんだ。 こ~んな 末席の僕でも・・・
と 思った次第・・・・・・・・・
ちょっと 川上未映子のは・・ しばらく・・ 努めて・・・・